東京大学
大学院新領域創成科学研究科
先端生命科学専攻

生命応答システム分野
(鈴木 邦律 研究室)

観るべきものを識り それを観る

OUR RESEARCH

  • オートファゴソーム形成の分子機構

    真核細胞はオートファジーと呼ばれるシステムを用いて細胞質成分を分解することで、栄養飢餓等のストレスに適応する。オートファジーの中心を担うのは、被分解物を内包した二重膜オルガネラ、オートファゴソームである。我々は、ライブイメージングと顕微鏡画像の定量解析により、オートファゴソーム形成の分子機構に迫るべく研究を進めている。

  • オートファジックボディ分解の
    分子機構

    オートファゴソームは、分解コンパートメントである液胞と融合することでオートファジックボディとなる。オートファジーによる被分解物は液胞内腔の加水分解酵素群からオートファジックボディ膜により隔離されている。つまり、タンパク質分解酵素が被分解物にアクセスするためには、オートファジックボディ膜の分解が必要である。我々はオートファジックボディ膜分解の過程を生化学的に再構成することでその分子機構の解明に挑んでいる。

  • 新規非膜オルガネラの探索

    核小体は古くから知られる非膜オルガネラである。近年、細胞核の中だけではなく、細胞質にも非膜オルガネラの存在が知られるようになってきたが、網羅的な探索は未だ行われていない。我々は、独自の観点でゲノムワイドに新規非膜オルガネラの探索を行った。得られた候補について細胞生物学的な視点で詳細な解析を行っている。

NEWS

2024.3.27
PUBLICATIONSを更新しました
2024.1.11
PUBLICATIONSとMEMBERSを更新しました
2023.10.25
MEMBERSを更新しました
2023.8.27
PUBLICATIONSを更新しました
2023.6.22
PHOTO GALLERYを更新しました
2023.4.3
MEMBERSを更新しました
2023.3.8
PHOTO GALLERYを更新しました
2022.12.27
PHOTO GALLERYを更新しました
2022.10.12
集合写真を更新しました
2022.9.26
PUBLICATIONSおよびPHOTO GALLERYを更新しました
2022.6.2
集合写真を更新しました
2022.5.12
鈴木が日本顕微鏡学会 第78回学術講演会にて口頭発表を行いました
演題 "Morphometric analysis of the process of autophagosome formation in Saccharomyces cerevisiae"
2022.5.2
佐々木 杏佳さんが技術員として参画しました
2022.4.7
新しい研究室ページを立ち上げました